この度の令和6年能登半島地震により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。皆様の安全と被災地の一日も早い復興をお祈り申し上げます。
謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
家族葬ホール「なごみ」・エンディングホテル「ゆずりは」への想い
いま日本は、超高齢化と共に「多死社会」のピークへと向かっております。亡くなる方が急増し、希望の日取りで火葬を受入れてもらえない「火葬待ち」が各地で多数発生しています。
また、ご遺族・ご親族が遠方に居住されていて、訃報が届いてもすぐ に帰省できなかったり、住宅事情によって自宅にご遺体を安置できなかったりする事例も増えています。
そこで、亡くなってからご葬儀までの数日間、ご遺族のご都合や日程に合わせて、ご遺体を大切に安置させていただく、エンディングホテル(香川初の保冷庫付き安置室を完備した施設)を新設いたしました。
ご遺族は、ご本人が亡くなった途端に、心の用意もできないまま、ご親族への連絡や葬儀社選び、火葬場の予約、お寺への連絡 など多くの準備を同時に進めなくてはなりません。連絡不足や段取り違いにより、意図しない形で葬儀が行われてしまうと、後 で「ああすればよかった」「○○してあげられなかった」などと悔やむことも起こりがちです。私たちは、お葬式でそんな場面に出会うと心がとても痛みます。
エンディングホテル(香川初の保冷庫付き安置室を完備した施設)では、病院や施設などから運ばれた故人様のご遺体を最良の状態に保ったうえで安置いたします。
ご遺族も同じ空間で最後の時を共に過ごすことができますので、あわただしい中にも時間と心の余裕を持つことができ、 安心して大切な方をお見送りする準備をしていただけます。
私たちはその中で、ご遺族と丁寧にお話ししながら、故人様やご遺族の皆様にとってどのような葬儀が最良なのかを共に考え、滞りなく進めてまいります。
本年もご葬儀のみにとどまらず、地域に根ざした活動、地域の皆様のお役に少しでも立てるよう様々な取組みを行って参ります。
2024年1月SAKASOUスタッフ一同