お客様の声

『納棺師の視点から』

2020年1月11日

私は納棺師をしています。

納棺師は、何年か前に流行った映画「おくりびと」で有名になりました。

亡くなった方のお着付けや、メイクをさせていただき、故人様のいつものお姿で皆様と最期のお別れをしていただく、そんなお仕事です。

SAKASOUの納棺では、末期の水と言うのをおうちの方のリクエストで行っております。故人様がお好きだった飲み物、ずっと飲みたいと言っていたもの、最期にお口にしたもの等をメニューから選んでいただきます。

本来なら亡くなってすぐ、故人様の御口元をお水で濡らしてあげること(末期の水)を言うのですが、SAKASOUでは形式にとらわれず、ご遺族様の希望で生前お好きだったあったかいコーヒーをお口にしていただきました。

今、家族葬と言う言葉が流行っています。

少ない人数で行う事だけではない、そのご当家様らしいたった一度の大切な方とのお別れの瞬間を作ることを、SAKASOUでは家族葬と説明させていただいています。

 

私はそんなご当家様を、納棺師と言う視点から全力でサポートいたします。

「こうしてあげたい」を形に、大切な方に触れてあげられる、その最期の時を一緒に作っていけたらと思います。

SAKASOU 池内有希子

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