家族みんなでの食事会をいつも心待ちにしていたとお伺いしました。
また故人様が一生懸命描いた絵や作られた作品などを、故人様の近くに飾らして頂きました。
高齢になっても、お肉が大好きだったという故人様にご家族から式当日、焼肉弁当を持って来られました。
式が終わり最後にお棺のお蓋を閉じる前に電子レンジで温めた焼肉弁当を故人様の頭元へ入れて頂いた際に御遺族より「あっ! 温かい」と驚いた一言が心に残っています。
通常では故人様の状態を少しでも保護する為、温かいものを、お棺にお入れする事はありませんが、この場面だったからこそ出来たサービスだったと思います。
その場、その時に気が付いた事を提案し、形に残していく事が担当者としての心構えだと思います。
SAKASOU 大川亮胤