スポーツや仕事等、故人様は様々な場面でご活躍であったと伺いました。特に仕事は自営業をされていて息子さんやご家族で一緒に頑張っておられました。
家族の皆さんの人柄も良く固定のお客様もたくさんおられます。
故人様は入院されておられましたが、亡くなられる前々日まで仕事が忙しかったそうです。
しかし、亡くなられる前日からピタッと仕事が止まったそうです。
後に自身の最期をゆっくり見送ってほしかったのかなと息子さんは仰ってました。故人様宅にお伺いすると一般葬か家族葬かで悩んでおられました。
奥様が出された結論は家族葬でした。
おそらく以前から決めていたのではなく、日頃からの夫婦の意思疎通ができていて同じ考えになったのではないでしょうか。
自宅でご納棺、会館で通夜・葬儀と家族、親族でゆっくりとお別れの時間を過ごしていただけたと思います。
後に訪問させていただくと良い葬儀になったと仰っていただきました。また少しずつ日々の生活に戻られ仕事も忙しくされておられました。
少し奥様や息子さんとお話をさせていただきました。
そこで亡くなれた日の前日から仕事が無かったのは、偶然ではなくコロナ禍で最後あまり会えなかったので、故人様が皆さんとゆっくりお別れしたいという思いが不思議な力になったのだと思いました。
SAKASOU 川野 大